8/22 チダケサシ



チダケサシ 乳茸刺 ユキノシタ科チダケサシ属 

北海道以外の日本各地に分布し、明るい林床や林縁、亜高山の草原などに生える。花弁の長さは雄しべと同じか長い。葉の頂小葉は卵型で、トリアシショウマのように先は伸びない。

和名は、チタケというキノコを本種の茎に刺して持ち帰ったというのが由来。

チタケを食べる習慣は栃木県の平野部を中心に、福島の会津や茨城の一部と思っていた。特に栃木県のチタケ人気は夏に絶大で、原発事故のあった東日本大震災前なら郊外のソバ屋さんでは軒先に「チタケ入りました」の紙が張られているのを見ることも多かった。それはまさに、ラーメン屋の「冷やし中華始めました」のよう。震災以降見なくなったのは、放射能の影響で規制され、そのほとんどが中国産に変わったためらしい。ところで、牧野の図鑑によると、チダケサシの和名は長野県の山間の人々チタケを採取する様子が由来だとか。長野の夏山を下りたあとソバ屋さんへはこれまで何度も入ったことはあるが、そんなチタケ推しを見たことはなかった。和名由来の地域で食べるチタケそば。マニア心がくすぐられる。来年の夏こそはとも思ったが、ただ長野県は広すぎるので、それまでにまずは地域を絞らないといけない。









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