8/2 オニユリ

 


オニユリ 鬼百合 ユリ科ユリ属

日本各地で見られ、真夏に庭先などでもよく咲いているユリ。江戸時代の書物に掲載された八重咲種、対馬で発見された黄色の黄金オニユリも現在流通している。よく似た種類のコオニユリは葉のもとに本種のような黒いムカゴができない。

子供のころからよく見ていたユリなので、当然、日本在来の野生ユリだと思っていた。写真も、5年ほど前に日本の幹線でもある国道1号線沿いで撮影したもので、もしかしたら全国的に最も身近なユリか? もと思う。ところがこのオニユリは大陸原産で日本へは古くに持ち込まれたらしい。よく似た種類のコオニユリを初めて見たのは大人になってから出かけた尾瀬ヶ原だったが、実は、こちらの方が日本原産だという。日本列島って、海を伝って流れついたり渡ってきたさまざまな生物が共存して成り立っているのだと思う。それはたぶん、ヒトも含めてである。


コメント