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シラン 紫蘭 ラン科シラン属

本州関東から近畿地方に分布し、日当たりの湿り気のある斜面などに生える。和名の通り基本の花色は紫だが、白花やピンク花、三蝶咲き、覆輪葉、矮性種など様々な園芸種が改良され、流通している。

山草展巡りを30年以上しているが、自分の住む日本に本当に生えているの? と思った植物のひとつである。公園などで植栽された群生の花はよく見るが、野山で私はまだ一度も見たことはない。なので写真は当然近所の公園植栽である。分布を調べていくと、関東周辺では埼玉県の長瀞や福島県のいわき市に自生しているらしい。長瀞の株は江戸時代には江戸へ出荷もされていたという。長瀞といえば、確かユキヤナギも自生していたはず。ユキヤナギもシラン同様に市街地でもよく見ることはあるが、本来の野生株はまだ見たことがない。来春のお花見リストに入れておこう。

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