4/24 ヘビイチゴ

 



ヘビイチゴ 蛇苺 バラ科ヘビイチゴ属

日本各地に分布し日当たりの田の畔や湿った草地に多く生える。花の大きさはキジムシロと同じくらいだ、花裏の副がくが大きく垂れるように付く。よく似たヤブヘビイチゴの花はひと回り大きく、葉は黄緑色で小葉の先端は尖り気味に見える。

春、郊外の低山や丘陵地を歩いていると梅に似た黄色い草花が咲いている。子供のころ、最初に覚えたのがヘビイチゴだった気がする。花の後に、いかにも毒々しい深紅の果実をつけ、お店の苺に比べて格段見劣りがして、草丈も低いので素直に納得した。それから何十年もして野山の植物を見るようになってから、よく似た花が身近に多くあることを知った。知ったのはいいのだが、問題は図鑑の写真で絵合わせをしてもちんぷんかんぷん。結局わかったのは、属名から解説を読むことだった。ヘビイチゴとヤブヘビイチゴはヘビイチゴ属。同じ時期に似た環境に咲くミツバツチグリやキジムシロ、キンバイ類はキジムシロ属。まあ、ここまでは良しとしよう。ところが、キジムシロ属の中にはヒメヘビイチゴとオヘビイチゴなるものがあった。和名をもうすこしわかりやすく整理してほしいと思った私は、もしかしたらクレーマー? モンスター読者なのだろうか。子供の頃の素直さはどこへやら。



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