3/23 ツクシスミレ ナガハシスミレ

 


ツクシスミレ 筑紫菫

台湾や中国など東南アジア原産。九州や沖縄に帰化していたが最近は公園などへも逸出して関東でも見られる。花は淡ピンクで中心に黄色みのある特徴的な色合い。ロゼット状の株で全体に毛が目立つ。




ナガハシスミレ 長嘴菫

本州東北地方~鳥取県の主に日本海側に分布し山地に生える。花色の濃淡に幅があり、側弁は無毛、距は細めで長くピンと立ち目立つ。別名テングスミレ(天狗菫)

植物を覚えるなら、わかりやすい種類から始めるとおのずと数は広がっていくというのが私のパターンになっている。まずは花色や姿形。その点でナガハシスミレは長い距が逆立ちしたような特異な姿で初心者の私にはとてもわかりやすく、図鑑を見て要チェックしていた。日本海側のすみれとして知られるが、遠い栃木県でもどういうわけか見つかっている。自生するといわれる○○山という情報だけでだいぶ前に数回訪ねてみたが見つからなかった。今では、ネット検索すればあたりの様子と撮影日のわかる写真がヒットして助かるのが、当時は漠然とした情報しか持ち合わせていなかったのが敗因だったと思う。

そんなナガハシスミレを初めて見たのは確か10年ぐらい前になるかもしれない。場所は新潟県柏崎市。この日は雪割草店にお邪魔するのが本来の目的だったのだが、約束よりやや早く着きすぎたので時間調整のためチョイ散歩することにした。あたりをマップで調べると、樹齢300年以上の「伊毛の大椿」というのが見つかった。見た後、車に戻る際に偶然に出会ったのがこのすみれだった。向かう際は木々ばかりを見ていて、わかりやすいはずの足元のナガハシスミレをどうも見落としていたようだ。

人生、何がどう展開するかはわからない。たかが小一時間の散歩も同じ。目的の雪割草からツバキ、そしてナガハシスミレ。さて、実際に見て感じたこと。「おたくはどうしてこんな姿の距に進化してしまったの? 目的は何?」だった。 







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