3/19 ヒカゲスミレ タカオスミレ

 


ヒカゲスミレ


タカオスミレ


ヒカゲスミレ 日陰菫

北海道西南部~九州まで広く、おもに太平洋側に分布し、低山の木陰などに生える。花は大輪、白色で紫のすじが入る。花茎や葉柄の毛が目立つ。春に展開したばかりの葉の表面が暗紫色のものは、本種の品種でタカオスミレ(高尾菫)という。

タカオスミレを初めて見た20代のころ。遅霜か何かで葉が傷んだものだと勝手に解釈していた。しかし、次の年もまたその次の年も同じように暗紫色であった。もしや、これは新発見かも? などと自分の中でドキドキしたのだが、図鑑で似たページで絵合わせ同定をして種類名を発見し落胆。

ところでこの色合いの葉だが、花の終わり頃に気が向いて出かけるとその葉は跡形もなかった。実は株が消えたのではなく、緑色の葉に変化していたのだが…。それまで、葉は緑が当たり前と思い込んでいたが、世の中には○○のカラス葉とか、この斑柄は後暗みとか後冴えなどという園芸用語があるのを知った。「カラス葉」と聞くと今でもなんだか心ときめくものがあり、タカオスミレはそのきっかけになった植物といえる。

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