エイザンスミレ 叡山菫
本州・四国・九州に分布し山地の林内などに生える。花は中~大輪、花色は白~淡紅色まで変化があり、花弁はやや波打つことが多い。花の香りも特徴。葉は切れ込む。
多くのすみれの葉は長さや幅に違いはあれ、形は丸や三角に思う。そんな中でエイザンスミレは切れ込みが深く、ヤブレガサのような形なので簡単に姿と名前を覚えることができる。エイザンスミレは郊外の野山ではポツリポツリと自生していることが多い。そう、タチツボスミレのような群生ではない。ところが、意外にも環境が合えば群生するのを目の当たりにしたことがあった。そこは雑木林はずれで、大雨でもあれば簡単に地盤が崩れそうな場所だった。満開の時は何とも言えない香が一帯に漂っていた。数年、毎春楽しみに通っていたのだが、ある年から群生が嘘だったように減り始めた。以来通うのをやめでいたのだが、10年以上も過ぎた一昨年、同じ雑木林の別の場所で群生を見つけてしまった。どうしてこんな所に? すみれにはタチツボスミレのように定番の場所周辺を好むものと、エイザンスミレのように森の中をさまよう種類があるようだ。
本州・四国・九州のおもに太平洋側に分布し低山の斜面などに生える。花全体に丸みがあり、白からやや淡紅。葉は丸みはあるが完全な円ではない。
マルバスミレを初めて見たのは確か、高尾山でアケボノスミレを見たあと登山口へ戻ろうと下山していた道の斜面だっと思う。記憶にまちがいがなければ、この日一日付き合ってくれたすみれの専門家によると、マルバスミレは崩壊しそうな斜面に生えることが多いという説明があった。これは大変、植物は一期一会。すかさず写真を撮った。名前の通りに丸みのある葉だったこともあり、名前をすぐ覚えることができた。後で気づいたのだが、葉の丸みのほかに葉のごわごわ感というか凸凹感も特徴的だと思っている。
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